目的
Unityで3本程、iphone向けアプリをリリースし、そろそろ私も入門レベルを終えたと思う。少し暇なため、上から目線でUnityを始める上で役立つ知見みたいなものをひけらかす。
Unity開発環境
Unityでの開発を始める上で、推奨環境なんかをちゃんと調べる方は、こんなどこぞとも知れぬ個人開発者に勧められた環境なんて意識しないだろうけれど、「わからないからお前と同じのにしとく」的な価値観の持ち主に向けて、私の開発PCを教えておく。色々書いているけど、結論を先に言うとそこそこ動くPCが一台あれば、あとはなんとかなる。
Macbook air M1 2020 (1TB , 16G)
SSDとメモリを増やしたカスタムモデルだけど、実際のところこだわりを持ってappleに注文したわけでは無くて、整備済み品で安かったから買いました。開発専用にしており、他のデータは極力入れてませんが、開発のためのソフトを諸々インストールして、Unityでゲームアプリを3本、swiftでツールを1本、作った上でデータの整理等は行わずに、747.45GBの空き容量があります。256GBでは心許ない気がしますが、512GBあれば十分な気がしています。
使用ツール
・Unity:これについては説明は不要でしょう
・Visual Studio for mac:これも説明不要でしょう
・Xcode:これも説明は省く
・FileZilla:FTPクライアント(実際使えれば良い)
・Pixcel Studio 2:ドット絵用(ipadと連携出来るから使っている)
・Pixcelmator:フォトショップの代用品
・Bfxr:効果音作成用
Unity学習本
自分で買って読んで良かったものを紹介する。先に言っておくと、私自身がラブデリック系の2Dゲームを作りたいという出発点から学習を始めているため、3Dがやりたいならもっと違う良書があるかもしれない。あとはじめてすぐのうちは新しいものを選んだ方が良い。
入門レベル:Unityの教科書 Unity 2022完全対応版
技術的な地盤が無く、完全未経験からUnityを始めるのであれば一冊目は必ずこれからスタートすると良い。詳しい説明がどうのこうのというより、動く→理屈→理解、を短いスパンで繰り返すようなチュートリアルが多い。
キャラクターを動かす、得点を増やす、ゲームオーバーの条件を作る、みたいなプログラムを機能ごとに分解して簡略化して覚えていける。スマートフォン上で作成したものを動かすというところまで扱っているため、イメージが掴みやすい。
また、2D、3D両方を学習課題として扱っているため、例えば私みたいに2Dゲームを作りたければ、2Dのところだけ終わらせて、いつか3Dに挑戦したいと思った時に、またこの本を開いても良い。
初心者レベル:Unity2021 3D/2Dゲーム開発実践入門
ゲームとして形作る部分を意識している本、完全な未経験者が読むには少々ハードルが高いと思うけれど、上の「Unityの教科書 Unity 2022完全対応版」読了後には丁度いい難易度だ。サンプルは2Dゲーム:1本・3Dゲーム:3本と、比重は3Dの方が大きいけれど、本で読める形でなんとかリリースに耐えうるクオリティのゲームを作成するチュートリアルが出来ることメリットは大きい。
初心者レベル:たのしい2Dゲームの作り方 Unityではじめるゲーム開発入門
割と珍しい2Dゲーム特化の本、横スクロールと見下ろしの2パターンのサンプルがあり、2Dでゲームを作りたいのであれば、買っても良いと思う。入門者の開発フローは、参考になるサンプルをベースに進めていくことになると思うので、本書のサンプルが作りたいものに近いのであれば買って損は無いと思う。
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